あなたがインプラントを入れるとしたらどんな所に注意したらいいのか考えて見ましょう。

インプラントの種類は世界中では数百種類もあります。日本で認可されているものだけでも30種類程あります。「値段が安い」「施術が簡単」という理由でどのインプラントシステムを選ぶのか決めている歯科医もいると聞きます。
臨床データの少ない、安全性が確認されていないシステムを選べば、トラブルが起きる可能性は高くなります。
また、転勤などの事情で、治療した歯科医院とは別の歯科医院に行った場合、そこで以前と同じ治療を受けられるとは限りません。治療はできないと断られるかもしれません。

歯科医の知識、技術、取り組む姿勢などが重要です。
インプラントに関する充分な知識がなく、技術的に問題のある歯科医がなぜ存在するのでしょうか。原因の一つは、歯科大学にインプラント科ができたのは最近のことで、それまでは大学にインプラントの専門家がほとんどいなかったことです。
臨床家が海外で技術を取得して、帰国して実践してきたというのが実状です。
インプラント手術をして、失敗してグラグラする例もあり、大学の口腔外科に「何とかしてくれ」と駆け込むようなこともあったのでしょう。
すると、大学ではインプラントを行っていませんでしたから、手術で骨まで取ってしまい、もっとひどくなるという、患者様には気の毒な状況もあったようです。

現在ではインプラントへの理解も深まってきましたので、それほど極端なことはありませんが、技術的な面ではメーカーが主催する数日~1週間ほどの短期の講習会を受けただけの歯科医も少なくありません。やはり、臨床経験の多さが技術を高めるのは事実でしょう。

つまり、患者様にとってインプラント治療で失敗しないためには、歯科医師の選択が重要になってくるのです。